名称:チランジア・イオナンタ・ドゥルイド
学名:Tillandsia ionantha ‘Druid’
タイプ:銀葉種
購入日:2016/2/14
購入場所:世界らん展(東京ドーム)
先日初めて世界らん展日本大賞2016に行ってきました。
チランジアを育て始めるまでは全くと言っていいほど植物に興味がなかったのに、世界らん展の早割チケットを購入している自分に驚いています(笑)
毎年東京ドームで行われている世界らん展では、基本的に蘭の展示・販売をしているのですが、チランジアを販売している業者もいくつかあり見ていて面白かったです。
「せっかくだから蘭も何か買おうかな」とは思ったのですが、正直何がいいのか全然わからなくて結局何も買わずにチランジアとコルクなどの資材だけ買ってきました。
その中の一つであるこのイオナンタ・ドゥルイドはチランジアを販売していた日本のどこかの業者で買いました。(名前は忘れました)
安かったので2つ状態の良さそうなものをピックアップ。
タイの業者もドゥルイドを販売していたのですが、今回自分が買ったところよりは少し高かったのと花が咲き終わっている状態だったので、見開花株を購入することに。
まあ高いといっても園芸店などに比べたら、かなり安い値段でチランジアやクランプになった株が販売されていたりするので、さすがにちょっと揺らぎました。
ドゥルイドのクランプも普通に買えそうな値段だったりしたので。
蘭の販売者からするとチランジアはおまけ的な感じなんでしょうね、きっと。
ただ、チランジアの状態はすごくいい気がします。
蘭を育てている環境でチランジアを育てているのかは分からないのですが、ずっしりと重みのある株です。
発根も旺盛。
こちらはドゥルイド2号。
写真で見るとほとんど違いが分かりません。
2号は春になったらベランダの片隅に出してみようと思います。
長い根っこが残っているので吊り下げようかなと。
ただ、一つだけ気になるのが「ドゥルイドってこんなに大きかったっけ?」ということ。
今まで自分が見たことのあるドゥルイドはもっと小さい株だったので、「今回買った大きなドゥルイドは本物なのか?」という疑惑も若干あります。
タイの業者が販売していたドゥルイドももっと小さい状態で開花していましたし…
とはいっても、今回買ったところには自分が見たことのあるドゥルイドのクランプも販売されていたので、きっと状態が良くて大きくなったんだろうと前向きに思っておきます。
サイズ的にはきっといつ開花しても不思議じゃないと思うので、まずは無事に咲かせてみたいなと。
もし、開花した姿がドゥルイドじゃなくてもそれはそれで面白いですからね。
【追記】
らん展で購入したこのイオナンタは厳密にいうとどうやらドゥルイドではなく、イオナンタの白花変異になるそうです。
以下のドゥルイド3号が本物のドゥルイドです。
チランジア・イオナンタ・ドゥルイド3号が仲間入り
名称:チランジア・イオナンタ・ドゥルイド
学名:Tillandsia ionantha ‘Druid’
タイプ:銀葉種
購入日:2016/6月中旬
購入場所:ティランジア・ガーデン(東京都台東区)
既にイオナンタ・ドゥルイドは2株育てているのですが、どうやら今回購入したイオナンタ・ドゥルイド3号が本物のドゥルイドのようです。
自分の記憶が曖昧なので詳しい話は店長さんから聞いて頂きたいのですが、ドゥルイドとして採集された元の個体がいくつかあって、そこから増えていった株だけが正式にはドゥルイドと言えるそうです。
なので、自分が過去に購入した大きなサイズのドゥルイド(1号2号)は、本当のところはイオナンタの白花変異になるみたいですね。
というのも、子株を出して増えていく過程で突然サイズが大きくなっていくことは考えにくいので。
自分はこういうドゥルイドのストーリーを聞けて面白かったですし、勉強になったのでよかったのですが、あまりチランジアに詳しくない業者さんはそういったことを知らないのでサイズが大きくても白い花を咲かせるイオナンタをドゥルイドとして販売してしまうそうです。
きっと購入者側も結構詳しくないと本物のドゥルイドかどうか?というのは分からないと思うので難しいところですね。
自分も過去にドゥルイドとして買っちゃいましたし・・・
そういうことを考えると、やっぱりチランジアに詳しくて長年育てている方から買うのが安心できますね。
ちなみに、今回買った株は開花時に綺麗な色に染まって欲しいのでベランダに出して育てます。