デン、デン、デン、デン、デンデン。
デン、デン、デン、デン、デンデン。
ハダニル、襲来。
……・・・。。
はい、分かって頂ける方だけ分かって頂ければと・・・。
「湿度に弱い」、「乾燥すると発生する」という情報があったので「頻繁に水やりしているうちの環境では大丈夫だろうな」と完全に油断していたのですが、チランジア達がハダニにやられました。
ハダニが付いていたのを確認できたは、シーディアナクランプ、キセログラフィカ、パウシフォリア、イオナンタ・グアテマラタイプ3号、カプトメドゥーサエ、ハリシー3号、クシフィオイデス、ネグレクタルブラなどなど。
特に被害が大きそうなのが、シーディアナクランプ、キセログラフィカ、パウシフォリア、ネグレクタルブラです。
イオナンタ・グアテマラタイプ3号は芯までやられました。
最初のきっかけはシーディアナクランプ。
クランプの親株が枯れだしたので、「ああ、もう子株もたくさん出したからお役目終了なのかな」と思っていたのですが、しばらくしてからまわりの子株が一つ二つと枯れていき、「あれ?ヤバい!」となってクランプをばらした時に生き残っていたのは一株のみ。
「何があったんだ?」と疑問に思いながらクランプをばらしている時に、クモの糸のようなものが付いていたので「あれ?」と思いながらじーっと枯れた株を見ていたら何やら小さく動いているものを発見。
それで、今まで汚れだと思っていた葉に付いた点に、ふーっと息を吹きかけてみたら、これが動くんですね。
で、調べてみたらハダニだということが分かりました。
「ああ、これがハダニか」と。
このクモの糸のようなもの。
実は少し前にキセログラフィカの成長点付近で発見してたんですよね。
その時は何かほこりが溜まったのかと思っていたのですが、まさかこれがハダニだとはつゆ知らず・・・
成長点の葉が伸びないのはハダニの影響だったのかもしれません。本当のところは分かりませんが。
はあ、ショックです・・・。
思い入れのあるチランジアだっただけに。
で、その後に「もしかしたら他のチランジアにもハダニが付いてるんじゃないか?」と思って調べてみたらいろいろと見つかったわけですね。
おそらく、パウシフォリアも成長点をやられてそうな気がします。
カプトメドゥーサエやハリシー3号、クシフィオイデスなどにもハダニが付いていたのですが、糸のようなものは発見できなかったのでまだ大丈夫かもしれません。
ただ、ネグレクタルブラに関しては「何でこんなところの葉が枯れるの?」っていう状態で黄色く枯れている葉が何枚かあるので、ハダニなんじゃないかなと。
そして、完全に芯までやられてしまったのが、イオナンタ・グアテマラタイプ3号。
最初に分かりやすくやられていたチランジア達を構っていた時は勝手に大丈夫だろうと思い込んでチェックをしていなかったのですが、その数日後に突然枯れました。
「えっ?まさか?」と思って変色した葉をめくってみると、小さな虫がワサワサと・・・
今までは水やり後の2~3時間で乾く場所に置いていたので、風通しが悪くて蒸れたというのは考えにくく、ハダニの被害で枯れたんじゃないかと思ってます。
グアテマラタイプ3号は大きなサイズのイオナンタでこれからもじっくり育てていこうと思っていただけに本当に残念です。
とりあえず、ハダニが付いていることが分かったチランジア達はジャバジャバとディッピングをして洗い流しました。
糸の付いていたキセログラフィカやパウシフォリアは夜な夜な濡らしたティッシュで拭き取っていました。
悔しさと悲しさでその夜は涙で枕を濡らしました(嘘)
まあ起こってしまったことはしょうがないのでこれも一つの経験として考えればいいのですが、気になるのは「どこからハダニが入ってきたのか?」ということですね。
外だったら分かるんですけど、室内なので考えられるのはチランジアを買ってきた時?
花粉みたいに服に付いて入ってくるんだったら防ぎようがないですけどね・・・
一応、調べてみたら「ベニカXファインスプレー」、「テルスタースプレー」、「ダニ太郎」あたりがハダニ駆除に効果がありそうなのが分かったのですが、チランジアに使って大丈夫なのか分からないので、ジャバジャバと水やりをしてもハダニを殲滅できなかったら最終手段として使おうかと思ってます。
今回のことで水やり多めで育てているチランジアにもハダニが付くんだということが分かりました。
植物の調子が良くなる時期は害虫の活動も活発になるんですね。いやーやっかいです。