チランジアライフの始まり

「生活の中に緑が欲しい」

 

植物について全く知識のない自分がそんなことを思い始めてから、いろいろと調べていく中で見つけたのがエアプランツ(チランジア)という植物。

最初は”空気中の水分を吸収して育つ植物”とか”土がなくても育つ”とか”水やりの回数も少なくていい”なんてことが書いてあったもんだから、「これなら今まで植物を育てたことがない自分でも大丈夫そうだな」と感じ始めていた。

土がいらないから飾り方も無限で、ガラス瓶に入れたり、ワイヤーでぶら下げたりしておしゃれに飾っているサイトもたくさん紹介されていた。

エアプランツ002

エアプランツ001
「おーおしゃれだなー」、「こんな飾り方もできるんだー」と見ていて純粋に楽しかったし、エアプランツ(チランジア)の種類も随分と多くあるみたいだった。

 

そんな中で一番最初に目に留まったのが『キセログラフィカ』というエアプランツ(チランジア)。

キセログラフィカ

 

「なにコレ、めちゃくちゃカッコいい」

 

キセログラフィカを最初に見た時に感じた純粋な気持ちがそれだった。

そしていつか育てたいという気持ちがどんどん大きくなっていった。

キセログラフィカとの出会いが、自分のエアプランツ(チランジア)に対する興味をさらに加速させた。

今振り返れば、チランジアライフが始まるきっかけがこの時だった。

 

チランジアとは?

 

この時点では、チランジアとエアプランツの何が違うのかも分かってませんでした(笑)
(いろんなサイトでチランジアと言ったり、エアプランツと言ったりしていたので…)

それでいろいろと調べていった結果、チランジアという植物がエアプランツという名前で知られるようになっていったんだなということ。

いわゆる俗称ですね。

 

ちなみに、

チランジアとはアメリカ大陸に分布するブロメリア科(パイナップル科)の植物で、その多くが樹木や岩石に着生する着生植物。

土に根を下ろさずに葉から雨や空気中の水分を吸収する様子からエアプランツ(Airplants)と呼ばれるようになったそうです。

 

チランジアについては詳しく書かれている本やサイトがありますし、自分自身まだまだわかっていないことが多いので、自分と同じようにチランジアに最近興味を持ち始めてこのブログに来てくれたあなたに向けてざっくりと書いておきますが、タイプとしては”エアータイプ”と”タンクタイプ”の2種類に大きく分類されます。

エアータイプは葉の表面から水分を摂取する種類で、タンクタイプは株元に水を貯めて摂取する種類です。

 

さらにエアータイプは、葉の表面にあるトリコームが多く白銀色に見える銀葉種(ぎんようしゅ)とトリコームが少なく緑色に見える緑葉種(りょくようしゅ)に分けられます。

銀葉種はトリコームが多い為、乾燥に強く、蒸れに弱い。

緑葉種はトリコームが少ない為、水分を好み、乾燥に弱い。

 

【チランジアタイプざっくり分類】

◆エアータイプ

  • 銀葉種(代表種:イオナンタ、ハリシー、キセログラフィカ)
  • 緑葉種(代表種:ブラキカウロス、ブルボーサ、ストリクタ)

◆タンクタイプ
(代表種:プンクトゥラータ、ビフローラ)

 

一般的にエアプランツとして紹介されているのがエアータイプで、かつチランジアに興味を持ち始めた時によく見るのが銀葉種じゃないかと思います。

 

チランジア(エアプランツ)には水やりが必要

自分が最初そうだったのですが、”空気中の水分を吸収して育つ植物”とか”水やりの回数も少なくていい”という情報を目にしてチランジア(エアプランツ)に興味を持つ場合があるかもしれません。

 

ただ、実際にはチランジアは葉から直接水分を吸収して育ちます。空気中の水分を吸収しているのかは分かりません・・・

水やりの回数についても、確かに乾燥には強いと思いますが、適度に水やりをしないと葉先が枯れこんだり葉が内側に丸まってきたりします。

種類によっては水やりをこまめにした方が元気になると感じています。

 

やっぱり生きている植物ですからね。

チランジアについての情報が何かと間違って広まっている気がします。

 

チランジア(エアプランツ)初心者です

 

そんなこんなで自分はまだまだチランジア(エアプランツ)のことはよく分かっていません。(2015年9月時点)

ですので、間違っていることが書いてあったり、変なことをしていたら、「おっチランジアに最近興味を持ち出したんだな」とニヤニヤして頂けると幸いです。

(アドバイスして頂けたらとても嬉しいです。)

 

おそらく今後チランジアを育てていく中で枯らしてしまうこともあるかもしれません。

植物を枯らすということはできるだけしたくありませんが、植物を育てるということ自体がほぼ初めてですから、いつかそういう時を迎えてしまうかもしれません。

 

そうなってしまったら、そのチランジアには「ごめんな」と「ありがとう」の気持ちを伝えて何かを学ぶつもりです。

そして次のチランジアに活かして行こうと思っています。

試行錯誤のチランジアライフになると思いますが、楽しく大切に育てて行こうと思います。

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